Material ヒンメリの素材について ライ麦 金属のような光沢のある仕上がりが魅力のライ麦。 フィンランドでは古くから、国民的な穀物であるライ麦でヒンメリが作られてきました。 その身近で親しみのある穀物で家のお守りを作る感覚は、 日本人が稲わらで注連縄を作る感覚と似ているような気がします。 スペルト小麦 色は黄色味が強く、しなやかに強い印象。 私たちが普段食べている小麦の原種・古代小麦の一種で、 品種改良など人工的な手がほとんど加えられていないため 茎が強く、ヒンメリとの相性がとてもいい素材です。 ito ceteraのヒンメリ作品の多くは神戸市淡河おうご町で 大切に育てられた小麦を使用しています。三宮から車で30分でありながら、のどかな田園風景が広がる山間の里です。 ito ceteraでは、淡河おうごを拠点に活動されている ソイチャカフェ と くさかんむり から素材を譲り受けています。 小麦アレルギーが発症しにくいとされるスペルト小麦を無農薬で栽培し “ みんなに優しい ”お菓子や黒豆コーヒーを製作・販売 ソイチャカフェ 伝統的な茅葺きの修復から現代的な茅葺きへの挑戦まで、 常に茅葺きの持つ可能性や魅力を探求しつづける職人集団 くさかんむり 他にも 様々な小麦やワラ細工のために丁寧に栽培された稲藁の芯など多様な素材で製作しています。 素材によって風合いが変わるのは天然素材で作るヒンメリならではの魅力です。 素材そのものが持つ美しさがヒンメリの可能性を広げてくれます。